平成14(2002)年12月1日 東北新幹線八戸延伸によって青函を結ぶ快速「海峡」は特急「スーパー白鳥」「白鳥」に置き換えられた。「海峡」の特急格上げは「北海道新幹線」を想定させるもので、あらためて元々青函トンネルは新幹線仕様であることを再認識したものだ。定期列車で唯一のヘッドマーク付快速列車だった「海峡」はアコモを0系新幹線で使用されていた転換クロスシートに取り替えられた専用の50系客車によって運行されたが、運行終了後は転用される事なく廃車となった。その50系のシートが再利用されているところのひとつが「かにめし」で有名な長万部駅近くの「かなや」さん。店舗付随の休憩室には「海峡」車内をイメージしたレイアウトでそこで食す出来立ての「かにめし」は列車旅の雰囲気そのもの。かつて特急「北斗」車内で「かにめし」を注文、長万部受け取りが出来た時代もあったが、北海道新幹線札幌延伸における車内サービスとして復活を望みたいものだ。
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津軽海峡線開業時のED79は特急「北斗星」、急行「はまなす」、快速「海峡」を牽引した。 |
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789系「スーパー白鳥」は「はつかり」代わって函館に乗入れた。 |
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かなやさんに残る「海峡」 |
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