今回の作品は元東急の初代5000形のトップナンバー車。東急電鉄から転じた上田交通(現上田電鉄)からの引退に際し、古巣の「東急電鉄・東急車輛レールファンクラブ」から惜別のヘッドマークを装着して運行されたときのもの。形はどうあれこのような引退のセレモニーは車両への敬意が伝わってきたものだ。廃車後は東急に戻り東急車輛に保管されていたが、まさかのカットボディで渋谷駅ハチ公口に登場したときは驚きと悲しみを隠せなかった。ところが今年、長野電鉄に残されていたデハ5015号車が元東急車輛である総合車両製作所横浜事業所にて復原保存されるというニュースが飛び込んできた。先のトップナンバーも同じ目的で保存されたはずという突っ込みは無しにして、今度こそ安住の地になることを願うのみだ。
昇圧によって東急から上田交通へ転じた5000形は8両 |
これはレプリカ?ではなくカットボディ。心あるファンは大いに嘆いたもの。 今は秋田の大館へ移設されている。 |
鉄道撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つもの。
ファン同士よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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