2020年12月31日木曜日

絶景かな。

今回の作品は東海道本線 根府川駅側にある白糸川橋梁を行く「踊り子」。来年定期運行から外れる185系の作品をピックアップしているときのもの。現在、この橋は暴風柵設置&赤塗装と外観は変わったが大正14(1925)年に再建されてから長らく鉄道写真のメッカともいえる名所だった。絶景かな根府川。この日、ゼミ旅行の帰路に途中下車した甲斐があったことを実感したのはこの次の「特別列車」が通過したときだった。
「踊り子」は前座? この後183系「御召」が通過。
       
  
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2020年12月30日水曜日

入線待ち。

 演出ではない自然体のスナップを撮りたい。そのためには、自分の気配を消すが如くその場に同化できるかで成否が決まるようだ。テクニックは二の次。
二重露光が織りなす人間模様

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2020年12月29日火曜日

ウシ、来る。

 今月19日から運行されている流鉄の干支ヘッドマーク列車。来年の干支のウシは「さくら」号に取り付けられている。一足先に春を先取りしている流鉄。干支ヘッドマークが取り付けられるのは1月11日まで。
桜色牛車
       
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2020年12月28日月曜日

房総急行 華やかな頃

昭和57(1982)年、東北上越新幹線開業による車両大移動によって「特急王国」になった房総優等列車。それまではL特急に伍して「外房」「内房」「犬吠」「水郷」「鹿島」といった急行列車が足跡を残していた。房総地区では誤乗防止の観点から前身の気動車時代からヘッドマークが装着されており、晩年は「イラスト入り」マーク化された。当時の国鉄市川駅ではヘッドマーク付き急行が集中して往来する時間帯があり、この時ばかりは「急行王国」房総時代を彷彿させたものだ。今回は華やかし頃の房総急行をアップしてみた。
「鹿島」は鹿島神宮行
          

「水郷」は成田経由銚子行


安房鴨川行「外房」


館山行「内房」

銚子行「犬吠」






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2020年12月27日日曜日

一見「重連」

 真岡線全線開通100周年を記念した「SL+DL」の重連運転が20日に行われた。先頭が蒸機(C11)次位にディーゼル機(DE10)という組み合わせだったというが、それで思い出したのが今回の作品。一見、重連風に見える編成を牽引するDE15は「重連運転」ではなく「SLニセコ号」が札幌~小樽間の列車ダイヤに支障が出さないためのもの。今ではレアな運行として注目されるだろうが、当時はカメラを向けるファンは少なかった。 
小樽からは後部補機として「SLニセコ」号をサポートしたDE15。

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2020年12月26日土曜日

コンデジ、一発勝負

クーラを数えてシャッターを押したのは手前の影のあたり。その位置のズレがタイムラグ。
 今回の作品は、コンデジ(コンパクトデジカメ)で撮ったもの。通常は背面の液晶モニターを確認しながらレリーズするが半逆光下では目視でシャッターチャンスを待つ。レリーズタイムラグを考慮しつつワンショットで仕留めると連続撮影では得られない快感が伝わってきた。練習するには普通列車は良いターゲットだ。

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2020年12月25日金曜日

クリスマスツリー

上野駅からの旅立ちは早朝6時10分発の東北新幹線が定番。始発は東京だが上野~東京間の移動時間を加味すると上野乗車がベター。その浮いた時間を使って暫し構内散策。多くの利用客が往来する前の空白の時間。旅のプロローグはこれで良い。
メリークリスマス

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2020年12月24日木曜日

クリスマスプレゼント

4基のパンタグラフもレア。これも総括運転できない形式による重連ゆえ。
イベント列車ならではの企画の中で、ファンの夢を叶える「プレゼント」のひとつが今回のスナップ。「スーパーエクスプレス レインボー」専用機による重連運転は本運転では見る事ができなかったシーンだ。今ならば「撮り鉄」が殺到する格好のネタになるが’90年代は「好きだねぇ」がまかり通った牧歌的な時代だった。今日は新型コロナ騒動下のクリスマスイブ。サンタクロース風の「赤い機関車」への願いは疫病退散?それはアマビエに「おまかせ」。 


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2020年12月23日水曜日

「一眼レフ」の行く末

製品モニターしたEOS5D MarkⅣでの最後の作品は多重露光。特急「ひたち」を光でデコレーションしたイメージで表現している。2016年発売のEOS5D MarkⅣだがフルサイズ、3000万画素のスペックは今も見劣りはしない。気になるのはミラーレス一眼にシフトしつつあるメーカーの動向。一説には今後はハイスペック機の充実と連動して「中堅&エントリー機」分野は淘汰が進むとも言われている。果たしてMarkⅣの後継機は登場するだろうか。

  
第一露光で光、第二露光で列車を捕える。露出はセオリーの補正値を少し外すのがコツ。
 

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2020年12月22日火曜日

澄んだ空

新京成の白色が映える。
冬場の撮影での楽しみは澄んだ空気の下での展望。駅ビルから富士山とスカイツリーが見えれば御の字。EOS5Dの3000万画素をフルに活かすには格好のロケーションだ。夕景も悪くないが昼下がりも良いものだ。
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2020年12月21日月曜日

武蔵野線 馬橋支線

 今回の作品は常磐線下り本線から武蔵野線馬橋支線に転線するTRAIN SUITE「四季島」。通常は上下の貨物列車が往来する支線を経由し「四季島」は南流山駅構内で方向転換。その後武蔵野線を下り、蘇我に向けて京葉線を運行する。撮影地点から見える側面は客室側、これで京葉線では客室の大窓から海が望むことができる。京葉線の海沿いの区間では良い被写体になりそうだ。
流鉄のホームからの眺め。
        


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2020年12月20日日曜日

それでも前に。

1月の企画がリリースされた流鉄。干支ヘッドマークと合わせて目を惹いたのが「流星号 再デビュー」。カラーリングが流鉄伝統のオレンジと白帯から青帯に変更になるという。自粛ムードの中でも前に行く姿勢。実車が登場する来月が楽しみだ。
「流星」から始まる2021。

流鉄の主役は流星号

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2020年12月19日土曜日

みんなでエール

JR新松戸駅の粋な「おもてなし」。

「10:35頃 4番線にクルーズ列車『四季島』が通過いたします。」の構内放送と共に駅長以下駅員が集まってきた。手にはハンドベルと歓迎の垂れ幕はツアー客へのエール。ドラマチックな数秒間のドラマ。
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2020年12月18日金曜日

立ち往生

定期列車を運休してもイベント蒸機列車は動かすという矛盾に満ちた現実。
ニュースで伝えられた関越自動車道に数珠繋ぎに立ち往生しているクルマを見て思い出したのがこの一枚。一晩で積もった雪に行く手を阻まれた2013年の「クリスマストレイン」。写真ではわからないが、この日列車は運休となり危うく私も山間の駅で動きが取れなくなるところだった。この時は撮影に来ていた親子連れに宿泊先の駅まで連れて行ってもらって事なきを得たが豪雪地帯の怖ろしさはその場にいなければわからない。立往生しているクルマに留まざるを得ない人の心境を考えると他人事ではない。一日も早い復旧を願うばかりだ。
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2020年12月17日木曜日

JR貨物色

3色時代

2色時代
国鉄色回帰が起きているJR貨物所属の国鉄形電気機関車。JR貨物標準色は更新工事がなされた際、未更新機と区別するために塗り替えられていたが世代交代と合わせ在籍機関車が更新機のみになったことから「国鉄色回帰」になったもの。その意味では消えていくカラーリングだが、創生期と晩年を比べてみると同じように見えても3色から2色に簡素化されていることがわかる。ベースとなるライトパープルは変わらないが「上半身」がデイープブルー&スカイブルーからデイープブルー一色になっている。個人的には2色後の方が纏った印象を受けるがいかがだろうか。


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2020年12月16日水曜日

師走模様 2020

「UENO3153」からの眺め。

例年なら新年の準備に向けて賑わう上野界隈だが、今年はどうなるのだろう。「密」対策によって今までと違う師走模様になりそうだ。 



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2020年12月15日火曜日

岡目八目

「好き嫌い」で評価するのは大人気ないが、どうにも「好きになれない」のがJR東日本「四季島」の小窓だらけの側面。「銃弾痕」「渡り鳥の巣」のような穴は見ていて気分が悪くなる程、不快だ。更に反対側は建売住宅の外壁のようなさっぱり感。さて皆さんはどちら側がお好きだろうか。
  穴だらけ側
       
動く「戸建て住宅」
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2020年12月14日月曜日

「おのぼりさん」の目

今回は、都営三田駅でみつけた「Tokyo」のスナップ。都内へ出る機会が減ってきたせいか、久しぶりに訪れると新たな発見があるのは楽しい。「だれでもトイレ」のネーミングは東京都福祉のまちつくり条例施行規則によるものだという。これもTokyo。
古今
 

ネーミングの妙

東急5000系「西高島平」行、ここは東急三田線?

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2020年12月13日日曜日

影を落とす

都電に映る影は踏切のもの。タイミングよく「Sakura」に当たった。新都知事の下3年前から命名された「東京さくらトラム」。訪日の観光客に親しまれたかどうかの真価が問われるのは来年に延期された「2020東京五輪」。後世に影響を与えるのはどちらだろうか。 
いずれ廃れていくのだろうか。 
  
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2020年12月12日土曜日

サタデー四季島(PartⅡ)

JR東日本のクルーズ列車「TRAIN SUITE 四季島」、12月~3月の1泊2日コースの運行が5日から始まった。行程は上野~鹿島神宮 、佐原~根府川、小田原~上野という中で注目されるのは千葉県内の経由路線。常磐、武蔵野、京葉、総武、成田、鹿島の各線を土曜の白昼に運行されることから、年の瀬を前に新たな楽しみが生まれている。さて次の土曜はどこで狙ってみようか。「三密」を避けるポイントを探せば「ノープロブレム」だ。
一年ぶりの再会。前回は北海道で。



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2020年12月11日金曜日

特急エンブレムの価値。

JR東日本東京支社、横浜支社によって実施されている「メモリアル185(EXPRESS TRAIN MEMORIAL 185)」。来年春に定期運用離脱する185系の40年間を振り返るイベントだが、「LTD.EXP」ではなく「EXPRESS」というタイトルが185系を良く表しているものといえる。特急形の様でそうでもない、急行形でも近郊形でもない汎用性が「EXPRESS」には込められている。だが185系は紛れもなく特急車。その証しが特急エンブレム。185系は小さいながらもエンブレムを堅持し続けた形式の一つだ。
185系の他、特急エンブレムを外さなかった国鉄形式は、181、381、583系。
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2020年12月10日木曜日

陽光

冬の光に照らされる都電。窓が開いているのは「コロナ対策」・・・そんな頃もあったねと笑い話になるのは何時になるだろうか。
古豪が行く
                                     
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2020年12月9日水曜日

眠りから醒める日を待つ大汐線。

「幸せの黄色い新幹線」と復活を待つ在来線「大汐線」

羽田空港アクセス線 東山手ルートとして注目されているのが東海道貨物線の一部でもある「大汐線」。羽田空港から東京貨物ターミナルを経由し田町駅付近で東海道線と接続する計画の東山手ルートだが、ネックとなるのが田町~浜松町間を並行する東海道新幹線の存在。新幹線という大動脈を止めることなく東海道線と接続するために「大汐短絡線」が計画されるというが限られたスペースをどう最大限に活用するか興味深いところだ。今回の「ドクターイエロー」が走る線路の脇に敷かれている狭軌線がその「大汐線」。上野東京ライン経由で「ひたち」「ときわ」が羽田空港を目指す日が待ち遠しい。 

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2020年12月8日火曜日

動かざること・・・。

この場所の肝がクロスポイント。
               
今回の作品はJR田町駅から東京方面を眺めてみたもの。山手線のE235系、京浜東北線E233系1000番台が並走するのは日常の光景になったが、驚いたのはその背景に「屏風」の如くそびえ立つビルの存在。あれはなんだ?周囲を圧倒するこれぞまさに山の如し。

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2020年12月7日月曜日

杞憂

この土日に運行された磐越西線「クリスマストレイン」に起きた異変には考えさせられた。恒例のクリスマス仕様のヘッドマークが装着されなかったのだ。乗客にとって記念撮影のアイテムとして欠かせないヘッドマークを外した背景には「暴走する」撮り鉄への「決別」に近い警告があるようだ。「へッドマーク無しの門デフ仕様は貴重」と浮かれる沿線のマニアを尻目に来年の「ばんえつ物語」には逆風が吹くかも知れない・・・。杞憂であって欲しいと願いたいが、さてどうなるか。 
団臨では「ヘッドマーク」を外したC57
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2020年12月6日日曜日

やられた!

「冬は太陽が低い空を通る」・・・都市部でこれを忘れていると思いがけない伏兵が潜んでいる。今回の作品ではビル影。高層ビルと新幹線を絡めた構図を創ると線路部分がビル影に覆われてしまう。それに加えて目の前を通過する新幹線は「ドクターイエロー」を除けばN700Aのみ。新型のN700Sにはお目にかからなかった。うーん、今日はツキに見放されたか・・・それを実感したのは都電 学習院下、明治通り沿いの銀杏。こちらも「ビル影」に覆われていたのを目の前にしたときだった。
「まあ、こんなこともあるさ」

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2020年12月5日土曜日

冬と秋の際

モノレールが見えるデッキ。
 
雨模様の今日は1月頃の気温だったという。昨日は秋頃に戻ったかのポカポカ陽気だったので直ぐにはピンと来ないが、来月はもう1月ということには驚きを隠せない。「見えざる手」に翻弄された令和2年もあと25日。その中で街を巡ってみると師走の光景に過ぎ行く秋が重なっていた。
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2020年12月4日金曜日

思いがけない製品モニター 


師走に嬉しいサプライズ。4日から22日までCANON  EOS5D MarkⅣ(+EF24~105ミリF4  IS Ⅱ付き)を製品モニターとして借りることが出来た。3年前の夏にも同じセットを借用したが今回は冬、しかも新型コロナ騒動下で活動範囲が制限される中での作品創り。初めは磐越西線「クリスマストレイン」行きを考えていたが自粛ムードで白紙撤回。活動範囲は関東近県に落ち着きそうだが、さてどうなるか。まずは「サフィール踊り子」で試し撮り。
太陽の位置が低くなる冬場は影の影響を受けやすい。


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2020年12月3日木曜日

分をわきまえる勇気

ネットに掲載される「撮り鉄」ネタは「お騒がせ系」が多いが、死亡事故は珍しいかもしれない。29日磐越西線で発生した滑落事故は「ばんえつ物語」撮影のため山の斜面を登ってのものだという。故人は65歳だそうだが昨日今日の俄か「カメラマン」ではなくベテランの部類に入るであろう人が犯したミス。そこには油断と驕りがあったのではないだろうか。以前なら難なくできた事に潜む落とし穴。身の程を知り、出すぎた事をしない勇気が必要だろう。それがベテランというものだ。 
「ばんえつ物語」の〆が「クリスマストレイン」。今年は5、6日に運行される。

        
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2020年12月2日水曜日

「夜汽車」風

D51+C58の重連をホームで狙う。バルブ撮影では三脚を立てるのが基本だが、ホーム上での三脚使用はNG。それ故、手持ちでブレを抑えつつギリギリのシャッタースピードで「夜汽車」風に蒸気を捕らえてみる。イメージを形にするのは工夫次第。それが創作の肝。
「新前橋停車」は日の短い季節の重連運転では、貴重な撮影タイムだった。
         

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2020年12月1日火曜日

夢のあと

上野駅にひっそり残るホーム跡。ここは1999年に廃止となった18番線。北陸新幹線長野開業から2年後のことだ。以後は業務用の通路にとして利用されているが「18番線」は現在まで欠番となったまま。まさにつわものたちが夢の跡。今回は在りし日の18番線を偲んでみた。 

剥がされた線路が「夢の跡」

18番線の主、特急「ひたち」

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2020年11月30日月曜日

ロータリー車の終焉

今月発売のRF誌1月号で目に留まったのが長岡車両センターに在籍していたDD14 327号機の廃車。民営化時点で40両継承されたDD14形も今年度期首ではJR東日本に2両が残るのみ。いずれも保留車でそのうちの1両が今回の327号機。盛岡車両センターに残る1両も活躍の機会はない。自身で悔いが残るのはDD14「特雪」の撮影機会には恵まれなかったこと。天候次第で何時運行されるかわからない「除雪列車」はあまりにもハードルが高すぎた。結果、庫に佇む姿を記録したのみだった。またひとつ無骨な国鉄形機関車が消えていく。
豪雪路線の只見線でもDD14は欠かせなかった。
       
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2020年11月29日日曜日

公園機関車との縁

地元松戸市の「ユーカリ交通公園」(https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/kouen_ryokuka/yuukari-koutuu.html)に保存されているD51405号機は長野工場式の集煙装置とデフを装備している貴重な機関車。更に取り外したスノープロウも展示されており機関車ファンには嬉しい存在だ。この機関車とは公園に展示する蒸気機関車に関する資料を提供した縁もあって、市の関係者からお礼を頂いたのも懐かしい思い出だ。因みにこの405号機、晩年は国鉄山口線で火を落としている。小郡から松戸までどのように運ばれたのか今では知る由もないが「終の棲家」では子供達に囲まれた余生を過ごしている。(写真は2008年時点のもの)
形態的に興味深いD51405号機だが近年は痛みが目立つという。

スノープロウ、現在は機関車前に移設されている。

長野工場式デフレクター

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2020年11月28日土曜日

タイムラグ0.006秒の悦楽

初めて購入したEOSのフラッグシップ機がEOS-1N RS。EOS初ペリクルミラー機 RTが限定生産だったのに対し、こちらは正式にEOS-1Nの製品としてラインナップされていた。だがそのスペシャル性は価格に現れておりノーマルのEOS-1Nが215,000円なのに対しEOS-1N RSは320,000円と一線を画していた。その差額はペリクルミラーから得られる「速さ、静粛、時間がとぎれない」恩恵であり一眼レフの将来を示すものだったように思う。実際手にしてみると「RS」モードのタイムラグ0.006秒での撮影は、自分自身のレリーズするタイミングとシャッターチャンスとの戦いだった。それゆえ成否が恐ろしくもあり快感でもあった。デジタルになって「時間がとぎれない」ミラーレスカメラは台頭しているが「タイムラグの呪縛」は残されたままだ。「数打ちゃ当たる」ではない「一発必中」の悦楽をEOS-1N RSは示唆していたかもしれない。 
秒間10コマ&限りなく0秒に近いタイムラグ。これぞ一芸に秀でたカメラ。

                     
                          
時速270キロを仕留める快感。(再掲)


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2020年11月27日金曜日

赫奕

山手線ホームに隣接してきたJR渋谷駅の埼京線ホーム。「南渋谷」と皮肉られた旧埼京線ホームは新南口への「通路」として利用されている。変貌する渋谷界隈では一風変わった電車も不思議とシックリくる。これも新しい東京の光景。
フルカラーLEDが特徴のE235系 


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2020年11月26日木曜日

省エネ電車209系

JR東日本初のVVVFインバータ制御の通勤形電車が209系。最初に投入された京浜東北線の車内に「この電車は、従来の半分以下の電力で走っています。」のステッカーが車内に貼られていたことを覚えている人もいると思う。国鉄を代表する通勤電車の103系の消費電力の47%、かつ電動車(M):付随車(T)比率が6M4Tから4M6Tになったことは省エネのアピールとしては十分だった。今回の作品は京浜東北線時代の209系基本番台と幅広車体の500番台。京浜東北線を離れた基本番台はメカ更新、車内をセミクロスシートに改造の上多くが房総地区に、500番台は主に武蔵野線、京葉線、その他は改造の上、八高・川越線に転じているが、後継車が導入される房総地区では大きな転換期を迎えそうだ。 
6ドア車を組み込む前の209系
    
  
             
                    E231系の原型となった500番台
           

          




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