2018年1月28日日曜日

京成特急「開運」号

「スカイライナー」誕生前の京成電鉄の最上級列車が「開運号」。成田山新勝寺参拝特急列車として昭和27年に運行を開始している。この列車を有名にしたのは翌年に登場した専用車両1600形で、当時としては画期的な簡易リクライニングシートとテレビを備えたハイグレードな車両だった。その後、通勤用の3150、3200形のセミクロス仕様車に置き換えながら昭和48年まで運行された「開運号」がリバイバル運転で蘇ったのが平成19年。車両は改造されたとはいえ「開運号」時代の3200形を充当、前面のヘッドマークは往年の行灯タイプを装備したという心憎い演出がなされていた。その後、久しく「開運」が命名された列車は影を潜めていたが、平成29年より1月運転の臨時特急シティライナーが「成田山開運号」と命名されている。やはり京成には「開運」が似合うようだ。
オールドファンには懐かしい「開運」が平成をいく。
(カメラ CANON EOS RT、フィルム フジクローム RDPⅢ)

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