2018年1月30日火曜日

モーニングは食堂車で。

 寝台特急の歴史を振り返ってみると興味深いのが食堂車の連結位置。昭和40年代初頭の九州特急では2、3号車が定番だった。これは1等と2等を食堂車を境に分けていたことによるもので食堂車は主に1等の乗客向けだったようだ。 その後エグゼクティブ層が鉄道から離れてからは食堂車も連結位置が「乗客が利用しやすい」編成の中間位置に移り、大衆向けになった感があった。今回の作品は国鉄時代の寝台特急「はやぶさ」食堂車でのスナップ。朝日を避けながらビールを嗜む夫婦が印象的だった。今の鉄道旅行では体験できないこの光景も失われて久しい。 
朝ビールもまた良し。九州までの道程は長い。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RDP)
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