2018年1月19日金曜日

読める広告、眺める広告

 JR山手線の新形車両E235系で物議を醸しだした車内広告の在りよう。従来の紙広告に代わり車内壁面に設置された液晶モニターによる広告は注目を浴びたが、紙広告は一掃されることなくしっかり中吊り広告には残った。これ以降、あらためて車内広告に注目してみると紙媒体とモニター表示では「受けて側」の印象が異なることに気がついた。前者では気になる広告では「読む」という行動が伴うが、後者ではストーリーを追ってしまい「眺める」だけに留まってしまうのだ。作り方の違いもあるが、事故情報など「内容を周知」させるためにはモニターでも「静止映像」になっている。どうやら二媒体の共存は役割分担がポイントになりそうだ。
情報量が多いイベントにはありがたい紙広告。
(カメラ RICOH GRデジタルⅡ)

「樹ではなく森をみる」ことが必要なモニター広告。

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