2016年3月1日火曜日

節目をむかえた「なにわ」「あすか」

 今、鉄道ファンの間で話題になっている口コミが、「なにわが動く」というだそう。 何の事かわからない方のために補足すると、「なにわ」はJR西日本のジョイフルトレインの老舗「サロンカーなにわ」のことで、どうやらこの車両を使った運行があるということらしい。 国鉄民営化前後に多数誕生した客車による「ジョイフルトレイン」は、今では「サロンカーなにわ」と同じくJR西日本の「あすか」が残るだけとなっており、加えて両編成とも半年以上営業に就いていないことから「動く」というだけで話題になるという訳だ。 
 客車は電化、非電化区間を問わず入線できるメリットがある反面、動くためには機関車を必要とする。その機関車の減少と新幹線開業に伴う並行在来線の第三セクター化、団体客需要の変化など「ジョイフルトレイン」を取り巻く環境が大きく変わってきたことにより、今後の去就が注目されることになってきた。 「客車」はこれからどうなるのだろうか。SL列車用だけが残るだけになるのではないかと危惧している。
欧風客車の老舗「サロンカーなにわ」は、お召し列車にも使用される程、グレードが高い。
(カメラ CANON NewF-1、フィルム コダクロームPKL)

風客車「あすか」は展望室、ハイデッカー車を備えた豪華版。

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