2020年6月13日土曜日

中央東線の「800番台」

かつての「800番台」は、中央東線高尾以西の小断面トンネル対応のためパンタグラフの取り付け部を下げた車両の区分。その仕様には2通りあり、車体の屋根全体を低くしたタイプとパンタグラフ部分のみ低くしたタイプがある。「山スカ」で運用されたクモニ83形800番台は前者で、80、101、115、165系の各800番台は後者だったが、後に最小折りたたみ高さを下げたPS23形パンタグラフの登場によって取り付け部を下げる必要がなくなったことで「低屋根の800番台」はお蔵入りになった。ところが平成、令和になって中央線に800番台が復活する。東京メトロ東西線乗り入れ用のE231系、中央快速線E233系のトイレ設置で改造されたモハE233形が800番台で区分されている。ちなみにパンタグラフは「小断面トンネル対応」のシングルアームタイプ。◇マークが特徴だ。
国電区間を行く山スカ。新宿発は同駅で貨物取り扱いがあったため。
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