何気無いスナップでも時を経るとそれなりの価値が見出せるもの。今回の作品はクハ180形の「とき」だがファン的に注目するのはこの車両の素性。本来信越線 碓氷峠越えの補助機関車連結用クハ180形が「とき」に転用されたのは昭和50年「あさま」「あずさ」の189系化による捻出車で新旧交代がなされたため。更に編成も同僚183系に伍し12両に組み直されている。これが食堂車を組み込んだ「こだま形」最後の編成になるとは撮影当時は知る由もなかった。
ネガカラーに残されたクハ180-4。判別のポイントは台車とスカートの形状から。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿