今回の台風19号による被害状況が明らかになるにつれ、自然の脅威の前に人は無力であるか思い知らされる。特に河川の決壊による浸水の映像は、東日本大震災の津波、鬼怒川決壊の記憶を呼び起こすものだった。その中で北陸新幹線 長野車両センター内冠水の映像は驚きをもって伝えられた。北陸新幹線全編成の1/3にあたる10編成が水に浸かったという。復旧には新製に近いコストと時間が見込まれるため、現地での解体が基本路線になりそうだが北陸新幹線自体も分断され、元「長野新幹線」元「北陸本線(金沢~富山)」で運行されているだけ。国鉄時代のような迂回ルートもないことから北陸新幹線の代替輸送手段がそこには見えない。新幹線運営各社は新幹線の動向如何で旅客往来が左右されないBCPを策定して欲しいもの。今回の台風19号と先の15号の残した災害は「リーマンショック級」。やるべき課題は多い。積小為大。
E7、W7系は北陸新幹線の要。長野までならE2系、E4系の一部も軽井沢、長野まで入線可能。 |
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