「ゴロンとシート」は平成14(2002)年寝台特急「あけぼの」、「はくつる」に登場したサービスで、B寝台車の枕・毛布・シーツ・浴衣の寝台装具をセットしない状態で「座席指定普通席」として提供したもの。乗客はB寝台料金(6300円)が不要というコストパフォーマンスの良さはあるもののくたびれかけた寝台車であることは変わりなく、リネン類のない寝台と共に安かろう古かろう感は否めなかった。輸送力優先の時代では考えられなかった採算度外視のサービスも列車利用率を確保するための奇策止まりだったようで、著者も数回利用したが、コートに包まって夜を過ごすのには閉口したものだ。
「あけぼの」のゴロンとシート。元北斗星のオハネフ25が転用された。 |
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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