2017年12月18日月曜日

彼の地は遠くなりにけり。

 JR釜石線で1995年12月に運行された「SL銀河ドリーム」号、釜石線でのイベント列車としての蒸機運行では初の冬季運転だった。この年の11月に北海道の「C62ニセコ」の最終運行を見送ってから蒸機列車を撮るのは初めてだったこともあり、気持ちは高揚していた記憶がある。この当時は土日限定の新幹線自由席利用可能な「JR東日本全線乗り放題」切符があったことから、東北地方のイベント列車は身近な存在だった。粉雪まじりの中を行くD51は一足早いクリスマスプレゼント。上記の切符が廃止されてから彼の地は遠くなりにけりとなったのは皮肉だった。
綾織付近を行く銀河ドリーム号。
(
カメラ CANON NewF-1、フィルム フジクローム RVP)

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