今回の作品は平成6(1994)年撮影のJR高山線キハ80系、キハ85系。両形式ともJR東海エリアでは高山線「ひだ」紀勢線「南紀」で活躍した特急形気動車。キハ80系は引退後4両が動態保存を前提に原形復元されたが、社の方針がリニア中央新幹線建設に注力することによって保存計画が一変、キハ82がリニア・鉄道館に1両残された以外は解体されている。
一方キハ80系の後継として民営化後に導入されたキハ85系は、優れた機関性能で高速化を実現、ワイドビューの愛称のとおり眺望の良いアコモは好評だった。引退後はその性能を活し先頭車4両が京都丹後鉄道へ移籍、第二のキャリアをスタートさせている。そのキハ85系の後継は平成31(2019)年に登場したハイブリッド方式+VVVFインバータ制御のHC85系気動車。今後はHC85系のような自車で発電した電力で動く電車がトレンドになるのだろうか。
キハ85系は’90年代テイストが魅力 |
キハ82系は’60年代そのまま。 |
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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