今回は上野発青森行の特急 鳥海。昭和57年上越新幹線開業に際して青森行特急「いなほ」の列車名を改称したもので、下り列車は上野発10:30、上越、信越、羽越、奥羽各線を経由し青森には21:13着という10時間超えの長距離列車として新幹線上野開業までの運行だった。あらためて検証してみると現在の上越新幹線「とき」、新潟~秋田間の「いなほ」、秋田~青森間の「つがる」を1本の列車にした訳で、ほぼ羽越新幹線のルートに近い事に気がつく。その羽越新幹線は北陸、上越各新幹線を取り込み日本海縦貫ルートを形成し青函トンネルを経て北海道へ繋ぐ壮大な計画だが、さてどうなるか。遅々として進まない未完区間は壮大な計画を夢物語で終わせるのだろうか。
同じルートの夜行寝台特急「あけぼの」も既に廃止されている。 |
鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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