JR北海道のPRによると来春のダイヤ改正にて釧路行特急「おおぞら」はキハ261系気動車に統一されるという。これによって石勝線・根室本線高速化事業として平成9(1997)年から運用されていたキハ283系は第一線を退く。車体傾斜角6度の制御付自然振子式による最高運転速度130km/h運転を実現したキハ283系「スーパーおおぞら」は札幌~釧路、帯広の速達化に貢献した一方で平成23(2011)年石勝線内のトンネル脱線火災事故以降はトラブルが続き、同25(2013)年の最高運転速度110km/hへの引き下げに至っては往年の輝きは失われていった。酷使による経年劣化を考慮しても、在来のキハ183、281系より先に引退することになったのは残念だ。
平成20(2008)年の釧路運輸車両所公開日で車体傾斜のデモを行っていたキハ283形 |
撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つもの。ファン同士よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。
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