タネも仕掛けも・・・。

  梅雨の晴れ間を利用してのカメラ散歩、今回は武蔵野線のオイルトレインを金網越しに狙ってみることにした。金網をクリアする撮影テクニックは、レンズフードを外した望遠レンズを金網にぴったり接触させるだけ。これによって「・・・？」な場所も個性的なポイントに早変わり。このようなタネや仕掛けは心の「引き出し」に収まっている。

蘇我発、倉賀野行のオイルトレイン。

　　　　　　　　　　　　

【スポンサーリンク】☆鉄道撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つもの。ファン同士、よき人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から始まる。

揃う。

今回の作品は、横須賀・総武快速線のＥ217系15両編成が並んだ瞬間を狙ったものだが前面のスカート形状に違いがあるのにお気づきだろうか。右側の編成は2018年3月4日のブログ（https://gazosousakunin.blogspot.com/2018/03/e217.html）で紹介した東海道線転用実績がある3編成の1本で電気連結器装備のため形状が切り込まれている。横須賀・総武快速線は新形Ｅ235系1000番台への置き換えの真っ最中。こだわりのあるＥ217系の作品創りは今のうちが良さそうだ。　

東海道線と横須賀線では付属編成の連結位置が異なることがポイント

☆鉄道撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係で成り立つ。感謝報恩の第一歩は挨拶から。ファン同士、よき人間関係を。

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さらばオロネ25

RF誌7月号付録「ＪＲ旅客会社 車両配置表」によると令和3年3月1日付でＪＲ東日本尾久車両センターに長期留置されていたオロネ25形が廃車、形式消滅した。ブルトレブーム下で唯一の個室寝台として少年ファンから羨望の眼差しが向けられたオロネ25形も平成18（2006）年 寝台特急「出雲」廃止後は転用されることなく、今回「北斗星」のフラッグシップ個室「ロイヤル」「ソロ」を備えたオロハネ25形共々除籍となったのは、ブルトレ世代にとって寂しい限り。同じ尾久には「あさかぜ」「出雲」食堂車オシ24、「北斗星」食堂車スシ24形が車籍を有したまま放置されているがこちらはどうなるか。願わくば鉄道博物館「ランチブルートレイン」として屋根の下で余生をおくって欲しいものだ。

14室の個室で構成された「シングルデラックス」オロネ25。プライバシーが確保できる事から人気は高かった。

                

                                                                                               

                                      

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自粛期間を活かす

昨年に続く緊急事態宣言下での外出自粛生活は、当り前だった生活のリズムを変えつつあることを実感する。創作活動でも撮影行がままならない中で今できることを考えてみると、この自粛期間を利用して過去の作品を振り返ってみる、あるいは他の作家や別ジャンルの作品に接して自らの充電期間に充てるのはどうだろう。そこからの「気づき」は次の作品に活かされるはずと思うと自粛明けが楽しみになりそうだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

オタモィ峠を下るＣ62ニセコ号。遠方には塩谷の海も。

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鉄道は自然の一部

今回の作品は西武秩父線 芦ヶ久保駅へ進入する「ニューレッドアロー」時代の特急「ちちぶ」号。山岳線らしいイメージを求めて丘を登ったポイントからは「自然と共存」する鉄道の姿が見えた。最大25‰の勾配を有する西武秩父線、圧巻はトンネル内に信号場が設けられている正丸峠越え。芦ヶ久保駅を発つ上り列車は難所 正丸トンネルへ吸い込まれていく。

500ミリが大活躍するポイント

　　　　　　　　　　　

　　　　
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駅名標から消える広告「本場の味 サッポロビール」

JR北海道の全ての縦書き駅名標には、国鉄時代の昭和59（1984）年から「本場の味　サッポロビール」の広告が入っているが、広告見直しによって主要駅では新デザインに更新される一方でその他の駅からはサッポロビールの広告は消えるという。道内を列車移動していると当り前のように目に飛び込んでくる駅名標の赤い「サッポロビール」にK社、A社、S社ではシックリこない「北海道らしさ」を感じたのは私だけではない。広告の撤去は今月からはじまるそうだ。

広告部分は消えるが駅名標は残る。

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