2023年10月13日金曜日

1980 VS 2020

今回の「ほぼ対(比)」は、ネガフィルムに残っていた昭和55(1980)年、国鉄松戸駅2番線からのスナップがきっかけだった。これと40年後「ほぼ同一」構図で比べて見るとホーム上のゴミ箱、灰皿、広告、発車時刻掲示の他にホーム高さが違っている事に気がつく。国鉄時代の規定では「電車」列車のみが停車するホームでは軌条面から1110mm、電車と客車等の車両が共用する場合は920mmとされており、松戸駅では快速線920mm、緩行線1110mmと二種類のホームが敷かれていた。現在は打ち上げ工事によって快速線も1110mmに整えられ、今後予定されているホームドア設置に備えている。 
103系1000番台が入線するホーム高さは1110mm。(昭和55年)
                         
打ち上げによって統一されたホーム高さ(令和2年)
                 
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鉄道は大勢の人が利用する公共の交通機関。そこでは安全性が第一に求められる。撮影は鉄道会社、関係者等との信頼関係によるもの。自分だけが安全と思っていてもダメ。ファン同士は良き人間関係を。感謝の気持ちは挨拶から。



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